【サイン・ジーン】初代のろうのスーパーヒーロー達

イタリアにて2017年9月上映!

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誰にもスーパーヒーローがいる。スーパーマン、バットマン、そしてX-men。だが、ろうであり、それも視覚的に言語をとらえる潜在能力に基因する超能力を持つスーパーヒーローがいまだかつて存在しただろうか?ろう者の映画監督エミリオ・インソレラによるこの映画「サイン・ジーン」は、手話を操ることによって超能力を生み出す初代ろうスーパーヒーローやミュータントをこの世に送り出す。この映画はろう者によるど真ん中直球な、リアルな視点で描かれ、日本、アメリカ、イタリアで撮影された独特かつ実験的な作品である。グラインドハウス映画の雰囲気を漂わせながら、ジェームズ・ボンドばりの展開とアクションで観客を魅了するストーリーはろう文化とろう歴史、そして手話言語学にも触れている。アメリカ手話、日本手話、イタリア手話そしてそれぞれの音声言語にて今年9月にイタリアにて初公開を果たした。

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主人公の秘密諜報員であるトム・クラークは何代にも渡る“ろう”一家の出身であり、その歴史はローラン・クラークの生きた17世紀までさかのぼる。トムは、200年もの前にアメリカで手話を普及させたろう伝道者のローレン・クラークの末裔なのである。
トムは強力な突然変異を遂げた遺伝子 ”SGx29”の持ち主である。だが、同じくろうであり、悪に魂を売りサインジーンを抹殺しようと画策する1.8.8.0. という秘密結社を組織する実の兄、ジャクソン・クラークとの何年にも渡る激闘の末、多くの能力を失ってしまった。
ペンタゴン傘下で厳選されたサイン・ジーンたちで構成されるQ.I.A.(クインパールインテリジェンスエージェンシー)のトップ ヒュー・デニソンは、未解決事件の調査のためトム・クラークとアシスタントのケン・ワンをニューヨークから大阪へ派遣した。不破辰巳率いるヤクザ集団と争うことになり、勝つには彼らの流儀で闘うしかないということを思い知るのだった。また、トムは自分の能力が永遠に失われたわけではないと気付く…

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監督兼プロデューサー、エミリオ・インソレラは生まれつきろうで、イタリアでよく知られている活動家である。またフルブライト奨学生として、映像と言語学の学士号をギャロデット大学にて取得し、サイエンス・コミュニケーションの修士号をローマ・ラ・サピエンツァ大学にて最優秀の成績で取得した。インソレラはイタリア初の手話のマルチメディア辞書の執筆者の一人でもある。

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